未だ現役、小切手
小切手ってご存知ですか?今は電子決済が普通かと思われるかも
しれません。確かにクレジットカードや公共料金の支払いなど、
銀行の口座から直接支払いすることが多いですが、それに対応して
いなくて毎回小切手を郵送して支払いしないといけない場合も
あるのです。
その他、たとえばチケットなどを立て替えて買ってもらった場合に
小切手を相手に渡すこともあります。
小切手のフォーマット
小切手はこんなフォーマットで、普通は複写式になっています。この
画像はこちらのサイトからお借りしました。
What is Checkbook? – Checkbook Support
左上の部分は自分の名前、住所などが印刷されています。この画像
ではemailアドレスが載っていますね。この部分は小切手帳を注文
するときにどんな情報を載せるかを決められます。
ちなみに小切手帳は銀行から購入するほか自分で好みのデザインを
選んで小切手印刷会社から買うこともできます。Walmartなどでも
扱っていたと思います。デザインも色々可愛いのがあります。
小切手の書き方
例の画像を見ていただけるとわかりますが、自分で書き込まないと
いけないのは
- 日付
- 支払い相手の名前
- 金額(数字)
- 金額(文字。1ドル未満の金額は数字で100分のいくつで書きます)
- サイン
です。左下の欄は書かなくても大丈夫ですが、何に対する支払い
なのかを表すのにインボイスがあればその番号を書いたりします。
後注意点としては4の金額を書く時に左端に余白を作らないように
書くこと(改ざん防止)、3も4も右側の余白の部分は横棒をひいて
これまた余計な書き込みができないようにします。
小切手のメリット
複写式で控えが手元に残るので立て替えたお金を払ったりするのに
わざわざレシートをもらわなくても良いところ。
仮に紛失した場合などは現金化の前に銀行に連絡すれば無効化
されるし、相手が現金化するために持ち込んだ時には銀行でも身元
確認を行うのでまず不正に引き出されることがないので安心です。
銀行で現金化されたときに画像つきで記録されるので相手が現金化
したことを確認できます。
色々な意味で現金でのやり取りに比べて安全ですね。
小切手のデメリット
手渡しする場合を覗いて普通は郵送しないといけないので
郵便代がかかること。
郵送の場合郵便物の盗難の可能性もあります。
現金化には期限があるので自分が小切手で受け取った場合は
現金化を期限内にしないといけないこと。でもまあこれは
ある程度の金額まではモバイルアプリで自分の口座に入金できる
ので、高額でなければ問題ないです。
最近銀行の支店がどんどん統廃合されて我が家のメインバンクの
最寄りの支店がちょっと遠くなってしまったので高額小切手の
場合は支店まで行かないといけないのが面倒ですね。そういえば
モバイルアプリで盗んだ小切手を現金化しようとしたらどうなる
のかな?受取人の名前と一致するかチェックしてるんでしょうかね。
電子化が進んでいるアメリカで未だに小切手が現役って、なんだか
不思議な気がしますね。