南カリフォルニアに暮らす。

アメリカに住んで10年ちょっと。アメリカに暮らす上でちょっと助けになるような情報を載せたいと思ってます。

カリフォルニアで運転する

アメリカは車社会。ニューヨークなどのごく一部を除いて車がないと
大変不便です。ですから運転は出来るようになった方が絶対に良いです。
というわけで今日は南カリフォルニアで運転する時のための心構えなどに
ついてお話したいと思います。

色々なバックグラウンドを持った人たちがいる

アメリカは移民の国なので色々な国から様々なバックグラウンドを
持った人たちがやってきます。それはつまり「これが普通」という
スタンダードがないということを意味します。例えば日本ではポイ
捨てはマナー違反で咎められるものですが、ポイ捨てが問題にならない
国から来た人たちにとってはその辺にポイポイごみを捨てるのは
「普通」なわけです。

様々なマイルールで運転する人がたくさんいる

これは運転に関しても同様で、日本のようにドライビングスクールで
一定の教育を受けた人たちばかりならなんとなく動向が予測できる
けれど、試験を受けてパスすれば免許はもらえてしまうのでそういう
教育を受けていない人たちもたくさん運転しているわけです。という
わけで「ええ!そこで入ってくる?」とか「なぜ何もないところで
ブレーキ踏むの?!」とか謎の運転が目につきます。4Way Stopと
言って4方向すべての道路に一時停止線があり、交差点に到達した
車から順番に渡っていくというルールなのですが、大きな車が優先と
いう暗黙の了解がある国から来た人は大きな車で順番を待たずに前の
車に続いて交差点に入ってきて次の順番のドライバーを激怒させたり
しています。
上にあげたのはマナー違反でやや危険ではあるけれど事故にはなりにくい
ケースですが、運転していて困るのは車の調子がおかしくなっても
路肩に寄せるという発想がない人が結構いることです。以前信号待ちで
止まっていたら、前を横切って行った車がいきなりスピードダウンして
ついには道の真ん中で止まり、後続の車を渋滞させていました。
私もガラガラの高速のど真ん中でいきなり止まった車のおかげで後続車の
列のお尻にぶつかってしまったことがあります。本当に車が故障したら
路肩に寄せるという私にとっては常識がもっと広がってほしい…

ながら運転がものすごく多い

事故につながると言えば車を運転しながらスマホをいじる人もものすごく
多いです。異様に遅いとかなんだか蛇行してると思ったら電話かスマホ
思ってまず間違いないです。もしそういう車を見たら離れた方が良いです。

車を買うなら大きめがおすすめ

あと、これからアメリカで車を買う方はちょっと大きめの車の方が良いです。
残念ながら小さな車だと運転していて嫌がらせされることがあります。
旦那が小さい車に乗っていた時無理やり割り込みとかものすごくあおられるとか
色々嫌なことがありましたから、今は二人ともSUVに乗っています。
それでは、気を付けて安全運転でお出かけください(難しいけど…)。